金融機関選びポイント ~その壱~

今回は住宅ローンで失敗しないための銀行の選び方4つのチェックポイントを学んで、リスクを最低限回避していただく。こういったテーマでお話をしていきます。

今ご覧になっているあなたは住宅ローンを借りる銀行を選ぶ時、どんなところに注意すれば失敗をしないかご存知ですか?

第一に金利が高いか安いかなどはチェックすると思いますが、それ以外にも見ておかなくてはいけないポイントがあります。
そのポイントを知っておかないと後々、『こっちの銀行の方がよかった』と後悔してしまう可能性が高くなってしまいます。
最終的には住宅ローンに詳しい住宅会社の営業マンや銀行の担当者と相談をしながら決定することが一番良いと思いますが、ある程度の銀行選びの知識を持っていたほうがより有利に住宅ローンや銀行を選択できるはずです。

あくまで騙されてはいけないですが、住宅会社も銀行の担当者も『自社で建ててもらいたい!』『自社の銀行でローンを組んでもらいたい』と思っています。
知識に関しては、申し分ないですがそこの営業の要素が入ってしまうと、お客様に最適な提案をしてくれない可能性もあるので、繰り返しになりますが自分自身で知識をつけてもらい、後悔しないローン組みをしてください。

今回の記事では『A銀行は金利低いけど、他の条件がイマイチだよね』と自分自身で判断できるように、住宅ローンで失敗しないための銀行の選び方を4つのポイントに絞って解説していきたいと思います。

では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
結論からお伝えしますと
住宅ローンで失敗しないための銀行の選び方は下記の4つになります。

1.ネット銀行か実店舗について
2.保証料無料の闇
3.疾病保証付き団信も検討する
4.繰り上げ返済手数料を確認する

になります。
この4つのポイントは、住宅ローンを組む際に重要な選択肢の1つなので、基本的な部分ではありますが、1つずつ解説をしていきます。

住宅ローンで失敗しないための銀行の選び方1つ目は

1.ネット銀行か実店舗について

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銀行を選ぶ時の一番初めに考える基準は、やはり金利だと思います。
その金利ですが、以前は実店舗を持たないネット銀行が圧倒的に金利が低くて人気がありました。

ただ、最近では実店舗のある街にある銀行でもネットから審査~申し込みまで済ませるような商品を用意しています。
だからこそ、ネット銀行に張るように条件によって金利が低くなったりします。
ここ最近、銀行の動きを考えるとネット申込なら人件費などをカットできるので、金利を下げられるという面と、今のような低金利状態で住宅ローンから収益を上げるには数多くのお客様を獲得しなければいけない事情があり、積極的に低金利を多くの人にアピールしています。

逆にネット銀行の場合、名前の通り店舗がないので、お金を預けたり引き出したりするのが面倒というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
実際にはコンビニのATMを活用するので普通の銀行の支店よりも店舗数が多いかつ、夜遅くでもやっています。回数制限はありますが、条件をクリアすれば手数料も無料のところがほとんどなので、意外と便利だったりします。

なので、今は実店舗がある銀行かネット銀行かで総合的に見るとそこまで、大差はないので、フラットの目線で金利や条件などを比較してどこの銀行に
するか決めて頂ければと思います。

ただ、すぐ連絡が取れるかどうかを考えたときは実店舗の方が良いかもしれません。よく皆さんも経験したことがあるかと思いますが、ネットで登録したものに関して、何か不都合があったとき、問い合わせしようとしてもなかなか繋がらなかったり、どこに問い合わせすればいいかわからない時ありますよね。
そう考えると実店舗は時間によりますが窓口が設定されているし地元の銀行の可能性も高いため、お勧めです。

住宅ローンで失敗しないための銀行の選び方2つ目は

2.保証料無料に惑わされない

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保証料というのは、住宅ローンを借りる時に必要な諸費用の一つです。

住宅ローンが万が一返済できなくなってしまった際に、かわりに立て替えて返済してくれる保証会社への報酬になります。
借りる金額や年数によって、保証料の金額は変わりますがローン金額の3%前後かなと思います。ただ、100万円前後、必要な銀行もあるので注意が必要です。

逆に危ないのが『保証料が一切かかりません』『無料です』とアピールしている銀行もあって、表面上だけ聞くとお得に聞こえますが、実際には保証料が無料の代わりに事務手数料が100万円近く必要だったり、金利がその分0.1~0.2%ほかの銀行より上書きされている銀行もあります。

そんな風に金利が高い設定になっていて、長期スパンで保証料の金額を回収する銀行もあったりします。要するに結果的には保証料を別の形で払うことになることが多いので決してお得ではないので注意が必要です。

安いの裏側には必ず”何か”がついてきますので、注意してください!

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